「東映退職金カット裁判闘争11・13支援集会」御礼ならびにご報告

 私たち「東映退職金カット裁判闘争を支援する会」では11月13日都内(文京シビックセンター・シルバーホール)にて「東映退職金カット裁判闘争11・13支援集会」を開催し、平日夜間という日程にも関わらず88名の参加を得て「決議文」「支援する会規則」「支援する会役員」「今後の行動提起」などを確認することができました。皆様からの篤いご支援に感謝いたします。

 「東映退職金カット裁判闘争」とは本年4月に映画会社の東映が「60歳以降は働くな」と言わんばかりの再雇用制度を、就業規則の一方的不利益変更によって強行したことが原因で始まった裁判闘争です。東映の再雇用制度は、その採用基準で退職金の大幅カット(500〜600万)を条件とするもので、本年4月施行の「改正高年齢者雇用安定法」の趣旨からも大きく逸脱するものと考えます。

 現時点で私たちが知るかぎり、退職金カットを再雇用の条件にする企業は東映以外にはないようですが、こうした無法がまかり通れば全国に拡がる危険性も否めません。まさに現在問題となっている「労働契約法制」の先取り、あるいはそれ以上の問題ある経営姿勢と考えます。
 60歳以降も労働者が安心して働くことのできる社会を作るため、また企業による一方的な不利益変更を認めさせない闘いと位置づけ、私たち支援する会は当該労組である全東映労働組合連合(全東映)とともに勝利を目指して闘い抜く決意です。

 今後ともご支援・ご協力をお願いいたします。

2006年11月15日
東映退職金カット裁判闘争を支援する会
会長 加藤 豊(全印総連委員長)

11・13 支援集会にて

東映退職金カット裁判闘争支援する会
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